周防商会
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お庭がお好きな奥様で、立派なお庭でしたが、
高齢になられたのもあり
芝の中にある雑草に苦労されていたようです。
当社は下地の処理が何よりも大切と考えており
雑草を根から処分しそのうえ、種子が残らないように
火で下地を殺菌消毒します。
その上、雑草の生えない土に変えていきます。
お寺の参道になる部分です。
歩行量の多いところは敷石をご提案しています。
土壌の下を乾燥させることで
土中の虫を減らせるので日照による蒸発水を妨げる
大きなコンクリート面などは
古刹にはふさわしくないと考えています。
犬走りなど強度ではコンクリートに勝てませんが
住環境で虫を少なくしたいのであれば
土壌が乾燥する当社の工法などが適しています。
シート+砂利の施工事例です。
シートを敷き、タイルや基礎との隙間をモルタルなどで塞ぎ
その上に山砂(砂利)を敷いています。
砂利は歩きにくく、高齢の方には向いていません。
そこで、飛び石を配置しています。
予算の都合もありますが
年数がたてばシートでは抑えきれなくなります。
アルカリ固化の工法をお勧めしております。
最近のお庭事情は、玄関アプローチと駐車場と倉庫で
手一杯で従来のような植樹スペースのある
お庭と呼べるものは少なくなってきています。
ひとつに住宅を考える際、建物に100%投入してしまい
家具やお庭には予算がないことも多いです。
暮らしやすさを考えると住環境=建物+敷地の付随物で
構成されるので、お庭など敷地周りも
当初から計画していきたいものです。
しかし、樹木との距離も大切です。
敷地不足で基礎から2m程度のところに
半径2m以上にもなる木を植えたり、
外壁に蔦を生やしてみたり
家じゅう蚊だらけ虫だらけなのも多いです。
できればシンボルツリーは家から2間(3m60cm)以上離し
木と木の樹幹は1間(1m80cm)はとってあげないと
木も育ちませんし、幼木だからさびしいといって
植えすぎてもよろしくありません。
お庭をリフォームするとき
育ちすぎた木を抜くことも多いです。
神社に行ってお祓いしてもらいますが
出来れば抜くことの無いよう樹木も計画したいですね。
樹木の息抜きを取っている事例です。
かわいらしい高齢のおばあちゃ様のお宅です。
ご主人がご存命の時はお庭仕事は全部
ご主人様がされていたそうです。
ですが今では生えたい放題。
困ったようでご依頼を受けました。
こういうお役にたてるとうれしいですね。
エクステリアの事例にも載っています。
低勾配の敷地ですが、水はけがいいように施工しました。
玄関前の石はあえて段差を造り、
リズム感があるように配置しました。