top of page

当社の雑草の生えない庭の考え方

住環境においては”雑草が生えない”ということに加え、

 

水はけが良い、照り返しが少ない、自然素材である、虫が少なくなる

 

ということを併用させることが暮らしやすさにつながることだと考えています。

 

その雑草の生えない環境を造るうえで下の二つの法則が基軸となります。

 

 

第一法則は 学校のグラウンド理論 です。

 

これは小中学校のグラウンドでホワイトラインを敷き続ける場所には雑草が生えてこないということです。

 

ホワイトライン(消石灰)はPh12の強アルカリで、撒き続けると土の表面がアルカリ性に維持されています。

 

雑草などの生え始めにはカビ・菌類の繁茂からスタートします。

 

カビ・菌類、雑草、樹木と多くの植物はPh6~6.5の弱酸性土壌を好みます。

 

日本は酸性雨に酸性土壌が多いうえ、25度以上の温帯の季節が長く

 

ほおっておくと敷地は草原化します。(さらにほおっておくと森林化します。)

 

カビ・菌類の繁茂が土壌に雑草が生え始める前の条件です。

 

カビ・菌類は低栄養でも活動し地中表面からじょじょに地中へ侵入し土壌の有機的栄養分となっていきます。

 

この栄養の過多でより大きな雑草が生え始めるのですが、土壌表面をアルカリ化し続けていれば

 

Ph6~6,7を好む栄養郡は、強アルカリ土壌で活躍できない為、学校のグラウンドは雑草が生えないのです。

 

(しかし、一度雑草が生えてしまうと、少々表面に消石灰を撒くだけでは進行は抑えられません。)

 

 

雑草を生えなくする第二法則は 万里の長城の目地 です

 

紀元前始皇帝の時代に作られた、万里の長城は石組み造です。

 

石と石の隙間には砂をベースとした目地(めち)と言われる接着し隙間を埋めるものが必要です。

 

現在はポルトランドセメント(約200年前の特許)と砂を混ぜて目地として使っていますが

当然、始皇帝の時代にはポルトランドセメントはありません。

 

中国ではマグネシウム鉱山があり、そのマグネシウムと砂を混ぜ、万里の長城の目地に使っています。

 

2000年以上の歴史がマグネシウムにはあるのです。

 

この土を固める力は日本古来では、三和土(たたき)に応用され使われていました。

 

土と石灰とにがり(マグネシウム)を加えることで土壌の殺菌と固化をさせ、土間などに使われていました。

 

日本ではマグネシウムは海からしか取れなく貴重だったため、少量で三和土の強度はいまひとつでしたが、

 

土粒子を固化させると膨張性や空隙をつくることから雑草の生えない庭には適しています。

 

 

 

この第一法則(石灰の利用)、第二法則[マグネシウムの利用)を応用することで、

 

雑草が生えなく、水はけがよく、照り返しが少なく、自然であり、虫が少ない環境を提供できるのです。

 

一般に雑草が生えない庭の工法としては以下の方法があると思います。

 

図表を参照に比較してみて下さい。

15年、20年のコストや耐久性、メンテナンス性、快適性に関しては当社のアルカリ固化工法は優れていると考えます。

 

長期的にみると当社工法は一番メリットがあり、コスト的にもお安くなると考えております。

 

メンテナンスは経年劣化でおこる表面が傷んだ場合、当社は補修パウダーを造っております。

 

*ホームセンターの固まる土は土にセメントが混ぜてあり、割れが出た後補修できません。

 

*シート+砂利も経年劣化でシートが破れると補修は大変です。

 

bottom of page